2007年05月21日

大江戸ロケット三発目 「縁に縛られた銀ノ狐」

 月まで届く花火作りの依頼に来たソラについての情報が掴めないことや、老中・水野の政策について、長屋?で話し合う曲芸師たち?と金さん(でしたっけ?)。
 これからも清吉たちを見守ることを誓う部下ふたりだが…

 ある広い座敷。
 南町奉行は新たに出された倹約令について語り、北町奉行はそれとなく?反論するが、ご改革反対とみなされるぞと言われ、やんわりと否定する。
 去ろうとした北町奉行に、南町奉行は「空の獣」について鎌を掛けるが、北町ははぐらかしつつ、本当なら捨ててはおけんと言いつつ去る。

 一方、拷問に掛けられていた赤井のもとへ北町奉行が来たが、何も知らぬと知ると、そのまま出て行こうとする。赤井は自分も(黒装束=黒衣衆の)仲間に入れてくれと頼みこむ。

 ソラの部屋を訪ねた駿平らだが、布団が天井にあるのを見つけるがソラはいなかった。

 銀次郎が目を覚ますと、ソラが顔を覗き込んでいた。慌てる銀次郎。そこへ長屋連中がやってきた。銀次郎が、ソラを気に入っていることを否定しないと、むくれて?外へ出て行く清吉。

 外へ出た銀次郎は、赤井に声を掛けられ、幾人かの見張りに包囲されつつ、遠くの森中まで連れ出される。
 そこまで一緒に来た包囲の町民たちは、黒衣衆姿に変わり、銀次郎に襲い掛かる。
 防戦一色だった銀次郎だが、意を決してふたりの男の鎧を人差し指で突くと、ふたりの鎧は粉々に砕け散る。
 そんな自分を銃で狙っていた男が南町奉行と知り、膝を着く銀次郎。
 奉行に古い守り袋を出せと言われそれを渡すと、中には「黒衣衆 頭」と書かれた紙が。
 黒衣衆とは、家康自らが作った戦目付け。普段は町人に身をやつしているが、徳川の世が揺らがんとした時には、それを裏から支えるのが役目だが、何事もないまま240余年、子孫たちはそのことを忘れて果てていた。
 だが半月前大きな流れ星が落ち、それを追うように、三日前新たな流れ星が飛来し、空ではじき消えた。
 被せていた藁筵(わらむしろ)?をはがすと、銀次郎たちの姿が映るほどぴかぴかの球体(宇宙船)が現れた。
 そしてもう一箇所の藁筵をどかすと、そこにはドロドロになった獣の遺骸が。
 その獣達は人の生き血を啜る、あと何匹いるか分からない、こんな話を表沙汰には出来ない、そして奴らを狩るには相応の力が要る、お前には黒衣衆の頭として力を貸して欲しい、と言われ、銀次郎の前に、黒衣衆の兜が差し出される。
 だが銀次郎は隙を見てその場から逃げ出す。

 夕刻。銀次郎はお伊勢の店に身を隠していた。
 何をやらかしたのか知らないが、暫くしたら出て行っとくれよ、と言うお伊勢に、銀次郎は金の工面を頼む。清吉のやりたいことを助けてやりたいと語る銀次郎の頬に、お伊勢の平手が飛ぶ。
 なんだってんだ、と怒りの声を上げる銀次郎だが、お伊勢の目に浮かんだ涙を見て言葉を失う。
 「それがあんたのやりたいことかい」
 「若いふたりがとてつもなく面白いことやろうってんだ、それを助…」
 「自分でも何かやった気になりたいのかい!」 伊勢の厳しい声は続く。
 お伊勢は部屋の隅の箱からひとつの包みを取り出すと、それを銀次郎の前の床へ放り出した。十手が包みから飛び出した。(これはあんたが)引き取っとくれと言うと、お伊勢は部屋を出て行った。
 それを見てうな垂れる銀次郎の耳に何者かの声が響き、銀次郎は思わず十手を手に取る。
 自分も浪速の出だというその声は、5〜6年前浪速を騒がす泥棒がいたことを語りだす。盗みはすれど非道はせぬ、男女二人組み・夜桜と銀狐の話を…

 だがある日、隠居した元・与力の館でふたりは捕まる。
 うちには蓄え何ぞ無いと語るその男に、夜桜は老中の水野におべっか使ってるんだろうと食って掛かる。それを肯定する元・与力。
 今の大阪は、江戸のご機嫌ばかりとって腐りきっとる。そんなの放っとけるか。お前たちの力、世の中の役に立ててみんか、と男はふたりに語りかける。
 わしは兵を集め、奉行所と商人の米倉に火をつけたる、皆んなの目を醒まさせるんや、という男の言葉に心動かされる銀狐。男は大塩平八郎と名乗る。

 だが、兵を挙げたその日、寝返った者のせいで蜂起は失敗に終わる。
 なんとかその場は逃げ切ったものの、自分の負けを認め、銀狐と夜桜にどこへなりと行くがいいと言うと、平八郎は小屋に火を放ち、爆薬にて自決する。
 夜桜の機転で、間一髪助かった銀狐だが、銀狐は「もう金輪際、誰かのために何かすることなんてしない、面白おかしく生きるんや…!」と、慟哭する ―

 銀次郎の回想の後、大阪出だと言った声の主は、もし銀次郎が奉行の命に背いて逃げれば、まわりの者 ― 長屋の住人も一人残らず ― 獄門台に送るだろう、それくらい本当にやってのける人だ、と語る。銀次郎は暫く時間をくれと返す。

 店の外へ出た銀次郎は、ソラと話している清吉と出会う。
 花火について熱く語る清吉に、銀次郎は決意を込めて歩み寄る。
 (花火はお前にとっちゃ)ただの遊びじゃ嫌なんだな、と言うと、銀次郎はその場を去る。

 もう一度だけ、自分の力が何かのためになると信じたい。清吉の花火は清吉のものだ、俺のものじゃない…

 そう思いつつ、獣の遺骸のある森へ赴いた銀次郎は、新たな獣が現れたのに出くわす。
 十手を持ち、獣に突っ込んでいく銀次郎だが ―



  ☆ − ☆ − ☆ − ☆ − ☆ − ☆ − ☆ − ☆ − ☆

 今回の主役は銀次郎でしたね。

 前回の大塩様の騒動が何だったのか、とか、銀次郎とお伊勢の関係、及びふたりの過去、銀次郎の素性など、かなり彼の周辺についてが明かされました。
 遊び人のようでいて、実はかなり熱い心意気を持っていた、だが挫折したあと、再び自分を信じたいと決意するという設定は、ありがちだけどやはり燃えるものがあります。

 それにしても、指先の、錠前が開くイメージシーンにあんな意味があったとは… 何かあるとは思っていましたが、遺伝だとはちょっと驚きました。

 そして銀次郎に対して、清吉の夢を間接的に手助けすることで自分も何かやった気になりたいのかい、と、ぴしゃりと言えるお伊勢姐さんに更に惚れこみました。銀次郎にこういうこと言えるのはお伊勢さんだけなので、この線を守り抜いて欲しいです。

 それにしても、アバンの
 「テンフォー」「テンテン」「…それ、どっかから文句言われねえか」
 …って、ひょっとしてひょっとすると、元ネタは「緊○指令 10−4 10−10(テンフォー・テンテン)」ですか?(自分もタイトルくらいしか知りませんが…;)。

 あと、ソラの身元が割れないこと、銀次郎の昨日のことを知っていたことからも、白の獣がソラというのは確定ですね。
 今後、白の獣と銀次郎の闘いが不可避にならなければいいのですが…
posted by セレネ at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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