2007年05月24日

「ぼくらの」2〜4話 プチ雑感

 取りあえず、観た分のミニ雑感です。文体変化します(1話のひとこと感想は、「2007春開始アニメ(2)です)。




 甚大な被害をこうむった島の現状と現実。だがゲームを止めたくない派と止めよう派とに別れるのは、当然だろうなと思う。

 だが「このゲームからは降りられない」ということを、『コエムシ』なる謎の生き物?から聞かされる。
 ちょっと斜に構えていて、皮肉っぽいところからも、余り親身になってくれそうもない存在なのは確かと云えそう。

 彼の?テレパシーに依る無作為選出(?)により、和久がパイロットに選ばれる。
 が、この時、14人で力を合わせて…じゃないの? と、ふと思ったものの、言うが易く行なうは難しで、ひと桁の人数でも心を合わせるのは難しいので、リアルと言うかこれはアリかな、と。
 ただし、戦闘を重ねるごとに、経験値を積み重ねるという技が使えないので、それが後々どう響くか響かないかは気に掛かった。

 そしてロボットに名前が付けられる。ジ・アース(地球)と。

 なんとか敵を退け外に出た子どもたちだが、宇白が和久を肘で軽く突くと、和久は人形のように海面に落ちていった…
 「違う、軽くやっただけだ。わざとじゃない!」
 黙って自分を見つめる多くの視線に、思わず声を上げる宇白だが…

 始まったばかりの2話にして、メインキャラのひとりの死亡が確定という事態に、軽くショックを受ける……

* − * − * − * − * − * − * − *

 宇白たち、自然学校に来ていた生徒たちが、二度に渡る騒ぎの時に、どちらも行方不明だったから、事情聴取(?)を詳しくやっているというのは、筋が通っている(勿論子供たちには言ってないわけだが)。
 それとは別に、本音かどうかはとにかく、自然学校に参加したのは、各人色々思うところがあった(もしくは、適当に言い繕ってる)のだな〜と感じた。
 結局自然学校は中止となり、保護者が迎えにくるのだが、親が迎えに来る者、兄弟やお手伝いさん(?)が来る者と、千差万別。このあたりでも、子どもと親の距離感や家庭の事情が垣間見える作りになっている(あえて、親の迎えを自分から断った宇白兄には、何か複雑な感情があるのかもしれない)。
 しかし、帰ってうがいをする妹・加奈(うがいをする音?)に苛立つところを見ると、つくづく馬が合わない相性の兄妹なのかもしれない。

 古茂田はとうとう警察に自分達の秘密を話す。父親にも話す。父親は最初警察に任せて…と言うが、娘の直訴?に態度を改める。意外と(失礼)いい親子関係なのかもしれない。
 この、警察に話し、国会議員である父親に話したということで、大人サイドで、どう話が転がっていくのかにも注目したい。

 内閣官房調査室が、和久の死因・死体について調査にくるが、調査書はまだ届いておらず、この辺、お役所仕事と言えるかもしれないな、と思ってしまった。
 和久は水も飲んでおらず、内側も綺麗なままで、死因は全く分からないと言う。
 まるで命だけが消えていた。そう、吸い取られてしまったように…
 これは、つまり、まさか… という、不吉な予感めいたものが湧きあがる… バイロットがひとり選ばれるという意味はもしや……

 和久の遺体が火葬場の炎にくべられると、ジアースの中の椅子が高速で回り始める。
 が、遺骨となり出てくると、回転が止まり始め、ひとつの椅子が、マークの上に止まる。それが次の操縦者の指名。

 「俺か…」
 夕暮れの中、顔を上げる小高。

* − * − * − * − * − * − * − * − *

 アイキャッチが、戦闘がある際には、パイロットの椅子が映し出される仕様になっているのを発見。多分見てる人は皆気付いているだろうけど(笑)。

 和久の時と同様、パイロットの証しのマーク?が腕に浮き上がっている小高。
 人として、父が欠点だらけの人物であると認めながら、父を尊敬する小高。父は選ばれた人間なのだから何をしてもいいのだ、そして自分も選ばれた、生き残る命なのだと。

 また、宇白の事に関して、命を殺める経験は(自分の)糧になると言う小高は、確かにどこか狂いを生じている気がする。
 と同時に、この年代特有(?)の残酷さをも感じさせられる。

 家を壊すことに何の躊躇も無い小高に、周りの非難が集中するが、彼はお構いなし。
 だが尊敬する父を、戦闘中の不可抗力とはいえ、即死させてしまうというアクシデントが。

 この、自分(たち)は“特別” だという意識を持っている限り、どこかでしっぺ返しを受けそうだとは思わぬではなかったけれど、思い切り皮肉な持って行き方に、残酷なほどの本気(と言っていいのか)を感じた(そして最後には「生きていい命」ではなく、「死んでいい(死に逝く)命」の側になってしまうところも皮肉が効いていると思う)。

 加えてコエムシの言葉、「言ってなかったか、こいつは人の生命力で動くんだよ。つまり−お前らは、戦いの後で必ず死ぬってことだよ」



 ……薄々気付いていたものの、はっきりと子どもたちに“それ”が宣告され、今後どうなるかが、激しく気になる展開に…

 戦わなければ死なずに済むかもしれないが、ゲームという以上、ルール的に戦わなければ不戦敗ということになる…? 
 気になって滅多に行かない公式サイトを見に行ったら、

 『戦いに負けたり、勝負がつかず48時間経過すると地球は破壊され、全人類のみならず、地球上の全ての生物が死滅する』


 …間違いなくハードな展開。検索してみた結果、「なるたる」と同じ作者と判明。どおりで共通するものがあったはずだと納得。


 正直観続けるのが怖い。
 痛い・辛い展開が待っていると思うし… だが、罠にはまったように抜け出せない気分(気持ち)があるのも確かである。

 原作が未完なら、アニメオリジナルの結末が用意されているのかもしれないので、アニメ終了後に原作と読み比べてみるのもいいかもしれない。
posted by セレネ at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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