2007年07月07日

少女コゼット 第12話 ひとりぼっちのコゼット

 なんだか、今週分の寸前にアップという形になりつつありますね ;
 今回は、ごく簡単なあらすじ&感想です。

 マドレーヌの行方を追うジャベールは、南の街道を走り去った馬車がいたと聞き、何台もの馬車を出し、猛追する。

 ある町で馬車の馬を休ませるあいだに、自分も食事を取ることにしたマドレーヌだが、聞き込みに来た警官と馬車屋?が店に駆け込んでくる。
 しかし、昔マドレーヌに世話になったという男により、間一髪それを逃れる。
 男は、マドレーヌに馬と上着や帽子などを渡し、ジャベールたちにはマドレーヌは元の街へ戻っていったという嘘の証言をする。それを信じ、北へと向かうジャベールたち。
 馬を駆るマドレーヌは思っていた「今夜中にモンテルニール?に着きたい」と。

 一方、ガブローシュは鍛冶屋に住み込みの下働きに出される。
 自分がいなくなればコゼットがもっと苛められると心配するガブローシュ。
 否応なくガブローシュを連れていくティナルディエに、コゼット(ガブローシュに)シュシュをつける。

 クリスマスイブの夜。
 水桶?に、水が入っていないことに気付き、おかみは大声でコゼットを呼び、叱り付ける。
 おかみは、今から水を汲んで来い、ついでにパンも買ってこいと、コインをコゼットのポケットにねじ込む。
 必死でそれは勘弁して欲しいと懇願するコゼットだが、おかみは聞く耳持たない。
 アゼルマのひと言で、これがエポニーヌたちの仕業と気付くコゼットだが、結局は、夜の森に水汲みに行かされることになる。

 夜の森は恐ろしく、恐怖と戦いながら泉?に向かうコゼット。
 最初に水を汲もうとして転びかけた時、ポケットのコインが泉に落ちてしまうが、コゼットは気付かない。
 なんとか水を汲んでも、足元が暗いため、つまづいて水をこぼしたりと、なかなか森を抜け出せない。
 何度目になるのか、泉で水を汲みかけて転びそうになったコゼットを大きな腕が支えた。マドレーヌだった。
 マドレーヌは、桶は自分が持つと言い、コゼットにはコートを掛け、一緒に歩き始める。
 その途中、この少女こそが、探していたコゼットだと気付くマドレーヌ。様子を見に来たメイエは、ティナルディエに騙されていたことにも気付く。
 クリスマス市で、ある一体の人形を見つめたコゼットは、桶を受け取り、マドレーヌにお礼を言うと、宿へ戻っていく。

 宿では、おかみたちがコゼットの帰りを待っていた。
 パンを買い忘れたコゼット。コインがポケットに入ってないことを確認したおかみは、コゼットがお金を盗んだと決め付けるような言動を…





   ☆ ― ☆ ― ☆ ― ☆ ― ☆ ― ☆ ― ☆ ― ☆ ― ☆ 


 今回もジャベールの、「悪人はどこまでいっても悪人」論理が炸裂してます。
 「善人の皮を被っていても本質は極悪人」だの、ファンティーヌの子供を迎えに行ったのでは…という部下の進言も「罪人(悪人)がそんな約束なぞ守るか」と一蹴してます。
 後者は、そのおかげで先回りされずに済んだので、ありがたいとも云えますが、警部としては愚かな先入観と言えるでしょう。

 昔、マドレーヌの工場で雇ってもらったおかげで家族で暮らせるようになったという男は、恩返しとばかりに協力・偽証をしましたが、相手は “あの” ジャベール警部、後々どんな目に遭わされるか…と、ちょっと心配です。
 しかし、「散々苦労してきたから、人を見る目には自信がある」というだけに、後悔はしないような気はしますが…

 いつもコゼットを助けていたガブローシュは、厄介払いとばかりに、昔の日本で言う「丁稚奉公」に出されてしまいます(口減らしという奴ですね)。
 「今の我が家では、子供4人は育てられない」というティナルディエの言葉に、コゼットのお母さんがお金を送ってこないから悪いのよ、とは、筋違いも甚だしいエポニーヌのセリフです。
 仮にファンティーヌからの送金が無いと成り立たないほど家計が逼迫しているとしたら、それは賭け事にうつつを抜かしているティナルディエのせいでしょう。
 何につけ、鬱憤をコゼットで晴らそうというティナルディエ一家の(腐った)根性には、悪役万歳というほかありません。

 自分がいなくなった後のコゼットの身を案ずるガブローシュに、大丈夫と励ますコゼットは、さすが「お姉さん」という感じです。シュシュもガブローシュに付けてしまったので、ますます状況は厳しくなるのは必至でしょう(動物など、例え言葉は交わせなくても、そばにいてくれるだけで心が休まることもありますしね…)。

 エポ・アゼ姉妹の嫌がらせもここに極まれりという事件が勃発します。
 水桶の水を全て運ぶなんて、(量にもよりますが)結構重労働だと思うのですが、(それもこぼさないように気をつけながらですし)それをも顧みず遂行してしまうとは、この行動力を他に使えばいいのにと思ってしまいます。

 また、正直、シチューを作った時点で、既に水桶の水を使ってるはずという突っ込みを入れたくなったのは、自分だけでしょうか?(それとも前夜から作っておいたものなのでしょうか。それなら話は通じますが、それでも朝から全く水を使わなかったのか? と……)。

 森の奥に何故マドレーヌがいたかも不思議ですが、ひょっとして、馬を森の中か近くに繋ぎ、森を横切って町に行こうとして、たまたまコゼットを見かけたのかな…と、またも自己補完。
 まあ次回で、全く違ってた、となってしまう可能性も大ですが(笑)。

 そして、出会ったこの少女が、探していたコゼットだと知るというのも今後に繋がるでしょうね。
 大切にされていたならまだしも、こんな酷い目に遭わされていたとなれば、マドレーヌとしては、一時でもそんなところにコゼットを置いておけないでしょう。
 ティナルディエとしては、金づるを手放したくないでしょうが、コゼットを本当はどう扱ってきたかを知られては、どうしようもないでしょう(それでも色々とごねるとは思いますが)。

 そしてパンを買うコインを落としたことに気付かないコゼットに、「盗んだんじゃないだろうね!?」って、疑うことしか知らない人ですよね…
 大体そんなことしたらどんな目に遭わされるか知らないわけじゃないのに、盗むわけないのに…と、自分は思ってしまうのですが、おかみはそう思わないんでしょうかね…

 次回、作画の使いまわしが多そうなので、総集編とまでいかないにしろ、回想編仕立てになるのでしょうか。
 コゼットがティナルディエ家を出るのは間違いないので(人形を買って貰ったようで、よかったですね)、1クール目の山場は越したというところでしょうか。

 でもまだジャベール警部は追ってくるでしょうし、気は抜けませんね。後はどうやってマドレーヌの町にコゼットを送り届けるか、が焦点になるのかもしれませんね。
posted by セレネ at 18:37| Comment(0) | TrackBack(1) | 少女コゼット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

レビュー・評価:レ・ミゼラブル 少女コゼット/第12話『ひとりぼっちのコゼット』
Excerpt: 品質評価 23 / 萌え評価 14 / 燃え評価 4 / ギャグ評価 4 / シリアス評価 61 / お色気評価 9 / 総合評価 20<br>レビュー数 21 件 <br> <br> 警察の網をかいくぐりモンフェルメイユ村..
Weblog: ANIMA-LIGHT:アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン
Tracked: 2007-08-17 18:08
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。